金田利子(静岡大学名誉教授)・監修 静岡発達科学研究会・編 長崎イク、今泉依子編集代表
『地域で親子をどう支えるか』―発達相談を通して見えて来るもの
(四六判270頁/本体価格1800円)
静岡発達科学研究会が、4半世紀取り組んできた、地域の子どもの健やかな発達を見守る
核になっている乳幼児健康診断へのかかわりをまとめたものです。
【内容もくじ】
出版に寄せて 静岡県立こども病院名誉院長(北條博厚) 序 章 静岡発達科学研究会4半世紀の取り組みの意味と意義(金田利子)
第1章 発達相談の目的
発達相談の役割と今後の課題(木下孝司)
子どもの育ちを支える発達相談(吉川治)
第2章 地域の取り組み
地域療育システムで発達・子育てを考える(大石明利)
子どもはどこで育つのか(奥山俊明)
保育の中で発達を支える(齋藤政子)
第3章 幼児期・学齢期の問題への取り組み
健診、発達相談、専門機関(鈴木美穂)
学校で気になる子、園で気になる子の状況から考える―幼児期の軽度発達障害児への支援(今
泉依子)
第4章 思春期以後の問題への取り組み
新任公立中学スクールカウンセラー 十ヶ月
の報告(川真田温子)
思春期以降に問題を持つ子どもと乳幼児期(里村澄子)
新米母親
の「自分探し」を支援して(望月扶美子)
第5章 発達をどうみるか
発達検査の5W1H(郷式 徹)
発達検査をどのようにうけと
めてもらうか(郷式 薫)
親にとって子どもとは(塚本 仁)
第6章 発達相談をターニングポイントとしてターニングポイント(今泉依子)
・キーワ
ードは「発達」(池上 美和子)・ 出会い、きっかけ、つながり(馬飼野 陽美)・静岡そ
して金田先生との出会い(北原恵美)・出会い(山崎みよ子)
第7章 研究集団としての発達総合相談事業への関わり(長崎 イク)
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