脱・環境ホルモンの社会

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吉村仁・竹内浩昭・中桐斉之・編
『脱・環境ホルモンの社会』

(A5判160頁/税込価格1890円)

この本は、環境ホルモン問題の科学的理解と人間理解(哲学・倫理)を勧め、その解決のための方策を提示する新しい試みである。この本の出版により、少しでも環境ホルモン問題への解決に貢献できることを願っている。(「はじめに」より)


【内容もくじ】

    第1章 脱・環境ホルモン社会
     第1節 新しい地球環境
     第2節 環境ホルモンとは?
     第3節 第3の地球環境問題

    第2章 魚介類が語る環境ホルモン
     第1節 魚のダイオキシン問題
     第2節 巻貝の性:メスのオス化とオスのメス化?
     第3節 魚類の生殖特性――水産の立場からの研究の取り組み

    第3章 ヒトに与える影響
     第1節 内分泌学から眺める
     第2節 脳・神経系とホルモン
     第3節 母乳汚染
     第4節 乳腺組織への影響
     第5節 キレる子どもたち
     第6節 日本の人口はどうなるか

    第4章 生物と環境
     第1節 微細な環境を読む雑草から
     第2節 カタツムリのメス化とヒトのメス化
     第3節 生物から見た環境

    第5章 地球環境と未来
     第1節 消費者として何ができるか?
     第2節 脱・環境ホルモンの道
     第3節 環境ホルモン問題から環境教育へ

    第6章 環境ホルモン研究の現状
     第1節 1999年の公開イベント
     第2節 環境ホルモン学会の設立と動向
     第3節 2000〜2001年の動向


【執筆者】

    浅見崇比呂 雨宮正彦 飯田弘之 伊藤美菜子 窪野隆能 小林牧人 
    澤田均 茶山和敏 竹内浩昭 田中滋康 千葉聡  浜渦辰二 本多蕎  
    水嶋孝久 山内清志 吉村仁