(四六判88 頁/定価本体1300 円+ 税)送料1冊82円朝日新聞紹介
己の信念を曲げず6万石を放棄した大名がいた(川ア桃太)
織田信長・豊臣秀吉に仕え、徳川家康・前田利家と同じ時代に生きたキリシタン大名高山右近の生涯は、波乱に満ちた人生で
あった( あとがきより)。400 年前の全国の高山右近ゆかりの地を探し歩いて写真におさめた写真集である。
<内容目次>
キリシタン大名高山右近(川ア桃太)
生誕の地・高山(大阪府豊能郡)を歩く
奈良・多聞城・沢城を歩く (宗教論争)多聞城跡 沢城跡
高槻を歩く 高山右近天主教会堂跡・高槻カトリック教会和田惟政の墓 南蛮寺跡
安土・京都を歩く 明智光秀の首塚大徳寺総見院(織田信長) 黒田官兵衛(如水)邸跡
賤(しず)ケ岳を歩く 賤ケ岳合戦の七本槍
明石・小豆島を歩く 船上城本丸跡 小豆島多聞寺の十字入り灯籠 高山右近潜伏の地碑
京都・伏見・洛中を歩く 伏見城下高山右近屋敷 元和キリシタン殉教の地
石川・金沢を歩く 金沢城の内堀である内惣構堀 高山家に伝わる掛け軸 本行寺(七尾市)
長崎を歩く 高山右近が納められたノヴァリチェスのイエズス会修練院の墓
(著者紹介)長崎県外海出津に生まれる。五代前の先祖は潜伏キリシタン嶋崎弥吉。キリシタン文化研究会会員、高槻高山右近研究会会員。カトリック河原町教会信徒、「河原町教会百年史」(1982 年発行)の編集委員。著書に「京
のキリシタン史跡を巡る」(杉野栄著、写真担当)等がある。