(A5判181頁/本体価格2100円送料1冊164円)
絆すなわち世代間交流の再構築が今まさに求められている
本書は、国内外の世代間交流に関する学際的な見地に立つ研究者や実践家がそ
れぞれの豊富な経験をもとに、筆を執った。これらが、超少子高齢社会にむ
けた処方箋とならんことを期待してやまない(「刊行によせて」より)。
目 次
第1章 スウェーデンの義務教育における世代間交流活動においてのソーシャル・キャピタル
第2章 態度の変化を超えて:世代間プログラムにおけるエンパワーメント理論の応用性を評価して
第3章 地域における世代間交流が発展するための参考理論および概念
第4章 後期成人期の自立について:複数の事例
第5章 世代間アジェンダの拡張:シンガポールにおける世代間イニシアチブの新発展
第6章 世代間交流と高齢者のアクティブ・エイジング──世代間交流プログラムの貢献──
第7章 現代スペイン社会における世代間交流プログラム
第8章 フィンランドにおける世代間交流
第9章 学校における世代間交流──アメリカと日本の事例──
第10 章 現代日本における子育ての情報源の多様性と同質性──祖父母のはたす役割の再考──
第11 章 小学校「世代間交流活動」に向かう意思
第12 章 シニアボランティアによる小学校教育支援活動
第13 章 沖縄県国頭村楚洲に見る幼老統合ケアの未来
第14 章 生涯発達の視点から──かつての生活様式を用いた労働的遊びにおける高齢者と子どもの相互交流──
(執筆者)1章アン・クリスティン・ボストロム2章アビゲイル・ローレンス・ジャコブソン2章マシュー・カプラン
3章糸井 和佳(横浜市立大学医学部看護学科助教)4章エリザベス・ラーキン(南フロリダ大学(サラソタ・マナティ校)教授。4章スティーブ
ン・グラビス(南フロリダ大学(サラソタ・マナティ校)教授5章リン・リン・タン(シンガポール国立大学・日本研究部門 准教授)6章マリアノ・サ
ンチェス・マルティネス(グラナダ大学社会学部教授(スペイン)7章8章石橋 ^子(日本世代間交流学会評議員ほか)7章8章9章草野 篤子(白梅学園大学・大学院教授)。9章角間 陽子(福島大学人間発達文化学類准教授)10 章斎藤 嘉孝(法政大学キャリアデザイン学部准教授11 章あとがき
溝邊 和成(兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授)12 章内田 勇人(兵庫県立大学・大学院教授)13 章吉津 晶子(熊本学園大学准教授14 章主藤 久枝(白梅学園大学・短期大学実習指導センター実習指導講師(助教))。14 章金田 利子(名古屋芸術大学人間発達学部・大学院人間発達学研究科教授)
(訳者紹介)
1章6章草野 篤子白梅学園大学・大学院教授。
2章4章5章吉田 一美(テンプル大学世代間センター、プロジェク
ト・シャインのアソシエートディレクターとしてプログラムの
運営、研究に携わる)
6章高野 美智子(東京外国語大学スペイン語学科卒業)