序にかえて 竹中正夫
1956〜1960頃―群馬より京都へ、学生時代―
百万辺附近にて・夏痩せの母・シャンソンは悲しい・真っ黒な夜・故郷の川原にて・一年の終り・コンクリートの橋・悲しいとき・旅人の心・悲しみは・みどりの世界・一人の女性に捧ぐ
1960〜1969―結婚、四国学院時代―
くり返し・イエスを語れ!・一篇の詩・夏が来て・孤独に徹した愛・沈黙して・生き方・その人に続け・天の息吹き・老いてゆく母・無限の愛・重きみ汗・貧しい旅人・広い世界・私のイエス・波間の祈り
1969〜1990頃―京都に戻って―
人間らしく・古都雑感・佐波江の雨・平 和・人間の荒野・裏切り・大文字の火・コスモス・紫陽花
1991〜1994
朝の光が・身ごもりし娘よ・春近し・友のため死す・丹頂を愛でる・牧会者の嘆き・赤き実・天国を慕ひて・光ともして・み国の季節・神の静けさ・行路悠々・火を焚く乙女・イエスの花庵に遊ぶ・凍てゆるぶ・み子・天よ光を・神を見せよ・神の国・心の旅路
1995〜1999
・ひとりの青年が―・戦争などするヒマない・医師ルカ・伴走者・はなつぼみ・お葬式的実存・悲劇の人・美しい命・使徒パウロをうたう・死と生・一人の森・紫陽花はなぐさめ・礼拝にて・マリアを・真の善・説教と会う・イエスのように・マザー・テレサをうたう
2000〜2001―病を負いつつ―
説教は…・眠られぬ夜・二つの心・信仰とは・叫びの中で・ザアカイよ・愛の朝を・礼拝者とイエス・キィーワード・ある不明・いかにも詩人らしく・師走の朝・君が夢・病室にて・悲しむ人は幸い・詩を求道・祈りの仕事・脱出的求道・ある終末・天馬ゆけ
2002―イエスに抱かれ―
病室に一人・寒 梅・復活のシナリオが・まことの救い・自宅の小窓から・忘却と・車椅子・愛と詩へのあがき
魂のつぶやき 伊藤 武
武 邦保 略年譜
あとがき 武 綾子