長谷川真人編著
『全国の児童相談所+児童養護施設で利用されている
子どもの権利ノート ―子どもの権利擁護の現状と課題―』 子どもの権利シリーズ1
(A5判289頁/税込価格2415円)
全国の「子どもの権利ノート」を調査
児童養護施設・児童自立支援施設などで子どもたちに配られている「子どもの権利ノート」を全国的に調査。内容。子どもの権利の歴史、「権利ノート」が作成された背景、作成に携わった方々へのインタビュー、全国の「権利ノート」作成配布後の浸透度、活用状況等をアンケート調査から明らかにし、児童養護施設の子どもの権利擁護の実態を明らかにする。そのうえで、現状と課題を検証し、「権利ノート」の今後を探る。
<内容目次>
第1章 子どもの権利 1「子どもの権利条約」・2 世界の国々の子どもの権利
第2章 「子どもの権利ノート」の歴史・背景 1 権利ノートの作成要因・2 権利ノートの背景〜日本における子どもの権利擁護の変遷 3 日本における「子どもの権利条約」4 カナダの『子どもの権利・義務ハンドブック』5 児童養護施設内における体罰・虐待
第3章 「子どもの権利ノート」の内容について 1 各都道府県(市)による「子どもの権利ノート」について(全国の「子どもの権利ノート」の表紙、目次、特徴) 2 インタビュー内容
第4章 「『子どもの権利ノート』に関わるアンケート」調査 1 児童相談所アンケート調査結果及び考察・2 子どもアンケート調査結果及び考察・3 職員アンケート調査結果及び考察・4 児童相談所アンケート調査と施設アンケート調査結果の比較及び考察
第5章 2年間のゼミ活動・大学におけるゼミナールのあり方
【著者紹介】
長谷川眞人(はせがわ・まさと)日本福祉大学教授。(著書)『子どもの援助と子育て支援』(ミネルヴァ書房)『新子どもの問題ケースブック』(中央法規)
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