目片和子著
『半身不髄 四大陸をゆく
―脳梗塞を乗り越えて―』
(四六判253頁/本体価格1500円)
「まあいいか」の精神で!
脳梗塞を発症して5年。再発におびえながら、それでも今日まで生きてきた。多くの人たちの支えに感謝の気持ちで一杯だが、なによりも一番ありがとうを言いたいのは夫である。心配性の私を彼は口癖の「大丈夫、大丈夫」で慰め励まし激励してくれた。そして彼の一人旅なら楽なものをお荷物の私を東へ西へ連れまわしてくれた。半身不髄と半盲は恐らく一生回復しないと思うが、これくらいなら「まあいいか」の精神で生き抜こう。私も未知の世界を今日も追い求めたい。(あとがきより)
<内容目次>
第1章 発病 (1998年2月1日〜8月)
第2章 南アフリカ (1998年8月21日〜9月4日)
第3章 東ヨーロッパ (1999年5月2日〜18日)
第4章 イタリアとスイス (1999年8月22日〜9月6日)
第5章 カナダ東部 (2000年6月9日〜25日)
第6章 南アメリカ (2000年7月18日〜8月13日)
第7章 アメリカ中西部 (2001年8月6日〜9月5日)
第8章 身体障害者と旅 (2001年10月〜)
夫からの一言
【著者紹介】
《著者紹介》
●目片和子:1944年大津市に生まれる。平安女学院短大卒。聖愛幼稚園教諭、平安女学院幼児教育研究所嘱託職員、1971年目方守と結婚。1998年脳梗塞発病。
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