村本邦子・前村よう子・著
『思春期の危機と子育て』 FLC21子育てナビ(7)
(四六判88頁/本体952円)
親から「育て方を間違った失敗作」とされる子どもほど気の毒なものはありません。今、失敗と見えることが、それを乗り越えれば、将来の成功につながるかもしれません。思春期の子どもがどんな課題を抱え、どんな危険に遭遇するのか、どんなふうにこの時期を乗り越えていくのかについてわかりやすく話します。
【内容もくじ】
第I章 思春期ってどんな時期? 1 思春期って? 2 思春期の変化
第II章 思春期の若者文化 1 若者文化の意味 2 思春期の若者文化 3 現代っ子の思春期
第III章 思春期のトラブル 1 言葉遣い、態度の悪さ 2 喫煙、飲酒、ドラッグ 3 ダイエット・摂食障害 4 鬱、自殺 5 不登校 6 性行動 7 性被害 8 暴力 9 いじめ
第IV章 思春期の子とのつきあい方 1 思春期の子どもをごまかさない 2 親として 3 教師として 4 思春期の子どもたちへの援助のあり方
【著者紹介】
- 村本邦子:
女性ライフサイクル研究所(FLC)所長、臨床心理士。心理学女性学博士立命館大学大学院特別任用教授。著書に『ユングとポスト・ユンギアン』(共訳、創元社)『母は娘がわからない』(共訳、創元社)『娘が母を拒むとき』(共訳、創元社)、『もっとうまく怒りたい!』(学陽書房)その他多数。
- 前村よう子:
女性ライフサイクル研究所スタッフ 予防啓発部門担当。福祉系および看護系専門学校非常勤講師、高等学校非常勤講師。主に学校教育、生涯教育関係の諸問題や、子育て支援、女性や子ども、弱者へのサポートに取り組む。著書に、『おとなのための子どもの権利条約』(共著、解放出版社)『子ども虐待の防止力を育てる』(共著、京都・法政出版)
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