子どもにキレてしまいそうなとき

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窪田容子・村本邦子・著 
『子どもにキレてしまいそうなとき』
FLC21子育てナビ(5)

(四六判88頁/本体952円)

「子どもに怒ってばかりというのが良くないこともは分かっている。でも、どうしても怒ってしまう。いったいどうしたらいいのか」という方を対象に、親の子どもへの怒りをコントロールする手助けとなる方法を紹介します。


【内容もくじ】

  1. 子育ては誰にとっても大変な仕事であることを認めましょう 

  2. コントロールされない親の怒りや体罰が子どもに及ぼす否定的影響について学びましょう
    ・子どもが怒りをコントロールできずに攻撃的になります
    ・子どもの自己評価が下がり、自信が育めません
    ・子どもの自発性が育めません
    ・対人関係に問題が生じます
    ・善悪の判断を学ぶことができません
    ・体罰には弊害があります 

  3. 怒りの行動を変える決意をしましょう
    ・自分の怒りに責任を持ちましょう
    ・怒りの行動によるデメリットについて考えましょう
    ・怒りの行動によるメリットと長期的影響、代替案についてえましょう
    ・怒りの行動を変えるメリット、長期的影響について考えましょう 

  4. 怒りをコントロールしましょう
    ・怒りについて学びましょう
    ・怒りを引き起こす状況を変えましょう
    ・怒りの感情に対処しましょう
    ・怒りの行動に対処しましょう
    ・怒りを強める思考について考えてみましょう
    ・怒りを強める思考を別の思考に置き換えてみましょう
    ・怒りの前提条件に対処しましょう
    ・怒りをぶつけてしまったら、謝りましょう

【著者紹介】

  • 窪田容子 :
    女性ライフサイクル研究所(FLC)スタッフ、臨床心理士。花園大学非常勤講師。著書に『人格の土台をつくる子育て』『子どもが被害にあったとき』(三学出版)
  • 村本邦子:
    女性ライフサイクル研究所所長、臨床心理士。心理学女性学博士、立命館大学大学院特別任用教授。著書に『たのしく、出産』(新水社)、『しあわせ家族という嘘』(創元社)、訳書に『女はみんな女神』(共訳、新水社)、『ユングとポスト・ユンギアン』(共訳、創元社)『母は娘がわからない』(共訳、創元社)、『もっとうまく怒りたい!』(学陽書房)。