ひとりじゃないよ、オットくん

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猪子香代・監修/堀恵子・訳(マシュー・ガルヴァン作)
『ひとりじゃないよ、オットくん』
ADHDと病院のことがわかる本

(A4変型32頁/税込価格1575円)

 子どもがADHDを理解し、受容するのはむずかしいことです。この本は「子どもにADHDの告知や薬の説明が必要」と専門家が判断したときにとても役立つでしょう。障害受容のプロセスはそれ自体が重要なセラピーです。この本が効果的に使われることを願っています。
 えじそんくらぶ 代表 高山 恵子

(この本は、APA[アメリカ心理学会]から出版されたものの翻訳です)

「子どもであっても自分の身に生じていることを知る権利はあるし、知ることによって前向きに病気やハンディキャップに取り組んでいけると私は考えています。医療機関への通院やくすりが必要となったADHDの子どもに、ぜひこの本を利用して戴きたいと思います。」
 あとがきより 猪子香代(児童精神科医)

「ADHD(エー・ディー・エイチ・ディー)と しんだんされた キミ。びっくりしたり、こわくなったりしたかな。しんぱいすることは ありません。おはなしにでてくる オットくんも、キミと いっしょのなやみを もっているんだ。」
 ADHDのキミへより 堀恵子(臨床心理士)


【監修・訳者紹介】

  • 猪子 香代(児童精神科医。名古屋大学大学院医学研究科児童精神医学助教授。専門は、こどものうつ病、登校拒否。著書は、「今日の精神科治療」(分担執筆 金剛出版)、「精神保健」(分担執筆ミネルヴァ書房)など)。
  • 堀 恵子(臨床心理士。現職は、ながら心理相談室主宰。専門は、子どもの心理療法、精神分析的心理療法、学校臨床心理学。著書は、「学校現場役立つ臨床心理学―実践をとおして」(分担執筆 日本評論社)。