守屋光雄・著 (保育学博士)
『いのちの旅路』 平和・発達・福祉の心理学
(四六判192頁/税込価格1575円)
「第1部では、守屋先生の開発されたユニークな平和発達心理学と長年にわたる先生の研究成果が分かり易く紹介されている。守屋先生は2000年12月、87歳9ヵ月のときに心筋梗塞の発作で入院され、生死の境をさまよう闘病をされ、幸いに回復されたが、そのことが第2部には書かれている」序文(日野原重明)より
【内容もくじ】
第1部 平和・発達・福祉の心理学
1 平和発達心理学の歩み 2 語りつぐ平和心理学 3 平和教育は、幼児期から
4 人間の「生命」とは (1)『乳幼児心理学』の処女出版 (2)『幼稚園児』 (3)『子供を見る眼』 (4)『保育心理学』 (5)『発達心理学』 (6)保育一元化―北須磨保育センターの創設― (7)「保育センター」にかかわる中で (8)『保育学原論―乳幼児の発達保障と保育』で保育学博士第一号 (9)「保育学研究」の総括 (10)『保育研究とともに歩んだ道』 (11)『あそび保育のすすめ―守屋光雄の保育論』 (12)『生涯発達心理学のすすめ』
5 「子どもの権利条約」は、批准されたけれど…… 6 リンゴ畑の四日間 7 互いに認めあい、信じあう関係 8 老年学(加齢学) (1)「老いと死の臨床」 (2)高齢化と精神的長寿 (3)老人発達論・翁童論
第2部 いのちの哲学
9 「生きること」「死ぬること」 10 神戸アドベンチスト病院とは 11 尊厳死と献体 12 生命は循環する
参考資料 日本国憲法・子どもの権利条約・児童福祉法・ 教育勅語・宣戦の大詔・四国宣言受諾詔書
【著者紹介】
1969年北須磨保育センター所長(現在顧問)・1978年京都大学文学博士・1981年兵庫教育大学大学院教授・1983年兵庫女子短期大学教授・1986年兵庫女子短期大学(現兵庫大学)名誉教授。
著書は、『乳幼児心理学』『保育学原論―乳幼児の発達保障と保育』他多数。 |