(A5判60 頁定価(本体700 円+税)送料1冊80円)
「無関心が、子ども虐待を助長している」
子ども虐待問題に対し、学校を中心とする教育現場がいかに向きあい、解決に向けた取り組みを進めていくことができるかを検討
しています。子どもの人権・最善の利益を護り、教育と福祉の権利を統一的に保障していくという視点から検討することを心がけ
ました。また、事例を多く挙げることで、問題をより身近なものとして捉え、取り組みのイメージを明確なものとするよう努めて
います。( 本書についてより)。
<内容目次>
序 子どもの命と暮らしを守る−兵庫県における歴史的展開−
第1部 虐待される子どもたち
1.子ども虐待って何だろう―子ども虐待を理解するために― 2.小学生のケース−ネグレクトを受
けた兄妹への取り組み− 3.中学生のケース −不登校に悩むケンへの家庭支援− 4.高校生のケース―自立援助ホームにおける麻衣子への支援― 5.学校における子ども虐待の予防・介入・支援
第2部 子ども虐待の発見と対応
1.子ども虐待と児童相談所 2.児童自立支援施設から見た子ども虐待 3.弁護士の立場から見た
子ども虐待 4.スクールソーシャルワークと子ども虐待 5.学校と関係機関の連携−性的虐待を中心 子ども虐待に関する相談窓口
(執筆者紹介)松浦崇・望月彰・吉田卓司・長田大嗣・村上祐介・正津房子・西野緑・土屋隆司・樋口純一郎
・佐々木伸・大塚美和子