海外ではこんなことを感じよう

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横山卓雄(京都自然史研究所発行・三学出版発売)
海外ではこんなことを感じよう--草の根国際交流を求めてB--

(四六判148 頁/税込価格900 円送料1冊80円)
『海外ではこんなことに気をつけよう』に続く第3弾!
豊かな旅をするために?約30 年間にわたって20 ヶ国以上を訪問した学術調査の体験をもとに感じたことをつづっています。 実体験からうみだされた著者の哲学を、著者の鋭い感性でユニークにつづっています。現場での体験を通して、日本人にしか通用しない感 覚といった心と感情のレベルの問題を、生活レベルで越えることの難しさを伝えています。国際交流をするうえで重要である、感覚の違いを理解することのコツやヒ ントをひも解いていきます。

<内容目次>

●第一部 異文化とつきあう 一、 アンコールワットの子供たち 二、 今は漢民族、一時代前は日本人、その一 三、 カンボジア料理とミャンマー料理 四、 インドネシアの国内便 バリ島で待ち時間一四時間)   五、 ヴェトナムのクチで五ドルまけてもらったこと   六、 インドの待ち時間   七、 ミャンマーの金産地 kd   八、 久しぶりの韓国

●第二部 現地語を使おう   一、 クアラルンプールの乗り換え便カウンターで   二、 今は漢民族、一時代前は日本人、その二      (民族のバイタリティー)   三、 ローリーへの五万円、ジョンへの一五万円   四、 クリスチーナ、ムニンガル   五、 モスキット・コイル   六、 マロアンとインドネシアの交通事情   七、 車引きとの駆け引き

●第三部 宗教は怖いもの   一、 仏教徒の義務   二、 雀を開放する功徳   三、 ラマザンの話題   四、 宗教は形式である   五、 ミャンマーでの小さな寄付   六、 日本人と無宗教   七、 アユタヤにて ●第四部 人間共通感   一、 時間は充分にある   二、 モナリザの写真をとる若者   三、 Forgive But Never Forget   四、 国際人とは   五、 キリング・フィールドの感激   六、 プランパナン・ボルブドールで

●第五章 旅を楽しく   一、スリランカのカジノ   二、ラブアンの夕日   三、アンコールワットの朝日の美しさ   四、朝市の楽しさ   五、油にあたることが怖い人に!   六、ダウンタウンのゴーゴーバー   七、バンコクのキックボクシング   八、メナムの渡し   九、オールドシティに入る   一〇、インドの美術学校へ行きたい   十一、カモジャンの地熱発電

●付 録 美しい自然百科   一、チェンバレンのシーフードレストラン   二、クヌング・スメルの湧水   三、ニューデリーのクトゥブ・ミナール   四、間欠泉の谷(ガリナ・ゲエゼル渓谷)   五、トバ湖の自然美   六、カプリ島と青の洞窟   七、ヒマラヤの奥地ヤルツァンポ河源流地域

(著者紹介) 同志社大学名誉教授。33 歳から西アジア- 東南アジアを中心に海外学術調査を行っている。テーマは「過 去500 万年間の自然史の復元」。『地図の見方』(保育社)『京都の自然ふしぎ見聞録』(三学出版)ほか。