ストレスと上手につきあい子育てをするためのヒント
ストレスのしくみや知識をわかりやすく話し、ストレスとうまくつきあうためのヒントを紹介します。適切な対処法を実践して、ストレスと上手につきあうことを、ストレスマネジメントと言います。まずは、お母さんやお父さんが、ストレスマネジメントについて学び、日々の生活や子育てに活かしていきましょう。

＜内容目次＞

１　ストレスに強くなるってどういうこと？

２　ストレスについて正しい知識を持ちましょう　Ｑストレスを感じている人は、どのくらいいるの？Ｑ　ストレスを感じやすいのは、その人が弱いから？Ｑ　ストレスなどと言ってないで、頑張ることが必要では？　

３　ストレスのしくみを知ろう?ストレスっていったいどんなもの？　�@心身の調子�Aストレッサー�Bストレス反応�C考え方、受けとめ方

４　心身の調子を整えましょう　

５　ストレスのサインに気づきましょう　子どもストレス・サイン　

６　何がストレッサーとなっているか考えてみましょう　

７　ストレスになっていることを受け入れましょう　子どものストレスに効く薬は親の共感　

８　ストレス対処法（コーピング）を身につけましょう　�@問題焦点型コーピング�A情動焦点型コーピング　

９　ストレスを抱えすぎない考え方、受けとめ方をしてみましょう　�@嫌なこと、不安なことというとらえ方へのアプローチ　�A対処できないというとらえ方へのアプローチ　�B言動や結果に対するとらえ方へのアプローチ　

10　周囲のサポートを得ましょう　

11　対人関係のストレスへの工夫　

12　こんな時どうする？　Ｑ＆Ａ　Ｑ相手の親を気にして、我が子を叱る　Ｑ叱らない親に、ストレスがたまる　Ｑ口出ししてくる姑との関係　Ｑよその子を叱れない　Ｑ子どもがクラスになじめていない　Ｑルールを守れる力が育ってない　Ｑ行事の前に、子どもが調子を崩す　

13　相談機関を利用してみましょう

《著者紹介》窪田容子（ＦＬＣスタッフ、臨床心理士）著書『今からでもできる人格の土台をつくる子育て』『子どもにキレてしまいそうなとき』他・津村薫（ＦＬＣスタッフ、講師）著書『子どもの叱り方』他