(四六判213頁/税込価格1575円送料1冊160円)
生きぬくこと、死ぬことの意味
今なぜ、家族の絆であるのか。目に見えないものへの畏敬の心を失った社会がいかに劣化するか。
現代人に問われている難問題の答えが三千年昔に書かれたこの古典の中にある。
<内容目次>
オデュッセウスという人物
人生に苦あり《十年戦争を終えて》 人生に依存症あり《ロートス常食の島》 人生に敵あり《キュークロップスの島 脱出》人生に造反あり《部下たちとの関係》 魔女キルケの呪縛と寵愛《魔女はピュアーだった》 死者の国ハーデスへ《死後の世界はあるか》
人生に誘惑あり《サイレーンの島》 人生に悦楽と忍耐あり《女神カリプソとの七年》 捨てる神あれば拾う神あり《海神ポセイドンと女神アテネ》 人生に桃源郷あり《パイエケス人の歓待》 国王、乞食になって帰還する《人間理解の両極の視座》復讐は我にあり《ホロコーストを考える》 フィナーレ《物語はこれにて落着》
オデュッセイアから学ぶ人生の知恵
通信ほど素敵な道楽はない
☆表現することの意味 ☆創造性の秘密 ☆自らの通信に助けられた話
☆生きがいとしての通信 ☆通信の可能性☆私の通信事情 ☆最後に生き残るもの
<著者紹介>教護院など福祉職に勤務し退職。現在、個人通信を発信(編著書)『少年たちが輝いた日』『障害を生き抜く力』(法政出版)