ワークライフバランス社会をめざして―女性ライフサイクル研究17号―  

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女性ライフサイクル研究所発行(三学出版発売)

ワークライフバランス社会をめざして
―女性ライフサイクル研究17号―

(A5判96頁/定価本体1000円

ワークライフバランスとは、性別や年齢に関係なく、労働者の仕事と生活全般のバランスを支援するという考え方であり、生活には、子育てや家庭だけでなく、地域活動や趣味・学習などあらゆることが含まれます。  女性ライフサイクル研究所では、カウンセリングや講演、執筆活動を通して、様々な年代の方々と出会い、支援を行ってきました。これらの活動を通して得た知見を含め、本書では、仕事観、キャリア教育、シングル女性、子育て、単身赴任、再就職、離婚など、人生で直面する様々な段階に焦点をあてて、ワークライフバランスについて考えました。  「仕事も家庭も」は、欲張りにみえるかもしれないけれど、たまには手を抜きつつ、でも妥協せずという女性たちの頑張りの声を集め、ワークライフバランスについて考えるヒントが満載です。

<内容目次>

序:ワークライフバランス社会をめざして:村本邦子

1:(仕事観の形成)   仕事観の形成とワークライフバランス:村本邦子

2:(キャリア教育)   若者たちへのキャリア教育を考える:津村薫   

3:(シングル女性)   漫画『働きマン』にみるワークライフバランス:渡邉佳代

4:(子育て)   子育て期のワークライフバランス:窪田容子

5:(男性の育児休業)   父親とワークライフバランス−男性の育児休業のゆくえ:下地久美子

6:(病児保育)   病児保育にみるワークライフバランス:桑田道子

7:(夫の単身赴任)   夫の単身赴任による夫婦のワークライフバランス − 妻の立場から:森ア和代

8:(再就職)   四〇代からの再就職にみるワークライフバランス:前村よう子

9:(離婚)   離婚とワークライフバランス-仕事が女性の人生にもたらす意味:西順子