坂本信子監修・近藤政晴・坂本卓穂・田口信一・藤井常文編
母と子のきずな パートU ―母子生活支援施設は家族を支援します―
(A5判217頁/本体価格2000円(税込み)
母子生活支援施設の利用者の姿を入所から退所に至るプロセスを追いながら提示しています。また、施設の機能の変化、現在の状況、サービス自主評価の結果などを示し、子どもの養育支援プログラム、緊急一時保護事業等を述べ、さらに、関係機関とのネットワーク、連携の実情をわかりやすく述べます。
<内容目次>
第1部 母子生活支援施設からの報告
第1章 家族を崩壊させ、母子を追い込むもの 第2章 母子生活支援施設とは 第3章 生活支援の展開 第4章 子どもへの養育支援 第5章 緊急一時保護事業 第6章 地域子育て支援の拠点として
第2部 関係機関からの報告と提言
第1章 母子生活支援施設と婦人相談所との連携 第2章 福祉事務所(母子自立支援員)からの報告 第3章 児童相談所からの報告と提言―虐待対応を巡って 第4章 婦人保護施設からの報告 第5章 鳥取県の母子生活支援施設・倉明園からの報告
第3部 これからの施設のあり方
第1章 組織活性と人材育成の取り組み 第2章 ミニマム・スタンダードを意識した実習指導の取り組み(宮城県の母子生活支援施設・仙台つばさ荘からの報告)
第3章 母子生活支援施設のあり方を展望する 1 施設のあり方を巡る報告・討議の歴史 2 児童福祉関連法の改正と母子生活支援施設の変化 3 母子生活支援施設の未来像
《監修編者紹介》坂本信子(多摩同胞会理事)・近藤政晴(母子生活支援施設白鳥寮)・坂本卓穂(子ども家庭支援センターたっち・しらとり)・田口信一(東京都網代ホームきずな)・藤井常文(児童相談所)
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