人物で綴る戦後教育評価の歴史  

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田中耕治編著

人物で綴る戦後教育評価の歴史

(A5判229頁/税込価格2310円)

戦後における代表的な人物のうち14名の教育評価論を整理・検討する。

<内容目次> 

序章 戦後教育評価論はどのように展開されてきたか

第1章 戦後初期学習指導要領における教育評価論  ――青木誠四郎の場合――

第2章 戦後初期の「教育評価」概念            ――小見山栄一の場合――

第3章 教師の主体性を重視する教育評価論            ――正木正の場合――

第4章 戦後教育評価論のパラダイム            ――橋本重治の場合――

第5章 理論と実践をつなぐ教育評価論           ――續有恒の場合――

第6章 生活綴方と教育評価論            ――東井義雄の場合――

第7章 「カルテ」に見る教育評価論            ――上田薫の場合――

第8章 仮説実験授業を通してみる教育評価論            ――板倉聖宣の場合――

第9章 学力保障をめざした到達目標・評価論            ――中内敏夫の場合――

第10章 「知育の復権」と到達度評価            ――稲葉宏雄の場合――

第11章 子どもの内面世界を育てる評価の方法             ――梶田叡一の場合――

第12章 教育工学における授業評価研究の成果    ――水越敏行の場合――

第13章 自己の活動の改善のために             ――安彦忠彦の場合――  

第14章 一人ひとりの子どもに即した教育評価論    ――東洋の場合――

《執筆者紹介》 田中耕治 京都大学大学院教育学研究科・教授 樋口とみ子 京都教育大学附属教育実践総合センター・講師 二宮衆一 愛媛大学教育学部・講師 渡辺貴裕 岐阜経済大学経営学部・講師 赤沢早人 福岡教育大学教育学部・講師 樋口太郎 聖母女学院短期大学児童教育学科・講師 川地亜弥子 大阪電気通信大学人間科学研究センター・講師 伊藤実歩子 甲南女子大学人間科学部・講師 窪田知子 日本学術振興会特別研究員 赤沢真世 京都大学大学院教育学研究科・博士後期課程 若林身歌   山形大学教職研究総合センター・講師 石井英真 京都大学大学院教育学研究科・助教 田坂繭子 有限会社関西教育考学・代表取締役 遠藤貴広 京都大学大学院教育学研究科・研修員 柴本枝美 大阪健康福祉短期大学子ども福祉学科・講師