母と子のきずな

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坂本信子監修/田口信一・近藤政晴・清水明・編著
『母と子のきずな』
地域子育て支援と母子生活支援施設

(四六判238頁/絶版。全面書き直しした『母と子のきずな パートU』を読んでください)

すいせんします 明治学院大学副学長 山崎美貴子
 夫の虐待・借金・蒸発・離婚で「癒し」を求めている母子が増えている。今まで、あまり知られていなかった「母子生活支援施設」(旧母子寮)について、現場職員の実践を通して、母と子の絆を大切にした「地域子育て支援」について書かれた本である。


【内容もくじ】

  • 第一章
    家庭を崩壊させ、母子を追い込むもの・犯罪を繰り返す夫からの逃避と再出発・虐待をする母親と情緒の不安定な子どもの保護・基本的生活習慣を身につけないまま大人になった施設出身の母親とその子どもたち・借金を重ねる怠惰な夫との関係が切れず、追いつめられた母親とその子どもたち・夫の蒸発と事業の失敗により緊急入所した母子

  • 第二章
    母子生活支援施設とは

  • 第三章
    子どもたちの生活への援助・施設内での保育について・施設内での学童保育について

  • 第四章
    生活支援の展開・婦人保護施設から入所した母子に対する自立支援・精神疾患のある母親とその子どもに対する生活支援・虐待をする母親と情緒の不安定な子どもに対する支援

  • 第五章
    地域福祉の拠点として・子ども家庭支援センターにおける子育て支援の取り組み

  • 第六章
    緊急一時保護事業の展開

  • 第七章
    戦後の母子寮の変遷

  • 第八章
    これからの母子福祉