●小川英彦著　　　　　　　　　　　ISBN978-4-908877-05-6
障害児教育福祉史
の記録
—アーカイブスの活用へ—
　　　　　　　　（Ａ５判197 頁／定価本体2300 円+ 税）
障害児の教育・福祉・医療の文献整理
障害児の教育と福祉の両分野を対象として捉えようとした。
また「アーカイブスの活用へ」寄与しようと教育と福祉と医療などの分野で重要と考えられる資料の発掘、整理、保存の作業をしている。さらに後世の障害児教育福祉史研究の発展に、これから研究活動に尽力されようとしている研究者の一助になればという位置づけで…小生が長年にわたって自分なりに努力して、資料を求めてきたものである。( あとがきより）。
（内容目次）第１章　障害児の保護と教育の起こりについて 第２章　知的障害児の保護と教育、その社
会史的考察について　第３章　「療育」概念の成立について　第４章　障害児教育史における生活綴方実践
について　第５章　生江孝之の保育事業の特徴について　第６章　杉田直樹の「治療教育」観の変遷につ
いて　第７章　戦前における障害者福祉文献整理（�T）２節　『児童研究』誌上掲載文献　３節　『慈善』『社
会と救済』『社会事業』誌上掲載文献　４節 『救済研究』『社会事業研究』誌上掲載文献　５節 『東京府慈
善協会報』『東京府社会事業協会報』『社会福利』誌上掲載文献　第８章　戦前における障害者福祉文献整
理（�U）３節　『日本児童協会時報』及び改題『育児雑誌』誌上掲載文献　４節　『児童研究所紀要』誌上
掲載文献　５節　『感化教育』誌上掲載文献　６節　『児童保護』誌上掲載文献　７節　『社会時報』及び改
題『厚生時報』誌上掲載文献　８節　『児童』及び改題『子供の研究』改題『愛児』誌上 掲載文献　第９章
　戦前における障害児保育文献整理　第10 章　杉田直樹の文献整理　第11 章　近藤益雄の文献整理
（著者紹介）愛知教育大学幼児教育講座教授（著書）『障害児教育福祉の歴史−先駆的実践者の検証−』（三学出版）