●土井捷三著 ISBN978-4-908877-02-5 ヴィゴツキー[思考と言語]入門 ――ヴィゴツキーとの出会いへの道案内 A5 判314 頁 定価(本体2700 円+ 税) 『思考と言語』を解説する 本書を執筆するうえで心掛けた三つの特色を 述べておきたい。まず一つ目は、基本的デー タを大切にすること。二つ目は、実証的にす るということに関連して同書にみられる簡素 な記述を裏付けの資料によって補充すること である。三つ目は、『思考と言語』をヴィゴ ツキーの全体像のなかで関連づけるというこ とである。…現在ことばや言葉に携わる仕事をされている方々にとっ ても改めて言葉の捉え方の再考に資するといいのだがということを 追加しておきたい( まえがきより)。 (内容もくじ)一 『思考と言語』を読むために 『思考と言語』は論 文集である 二 研究問題と方法(第一章) 三 ピアジェ、シュテ ルンの心理学説(第二章、第三章) 一 ピアジェの心理学説におけ る子どものことばと思考の問題(第二章) 二 シュテルンの心理学 説におけることばの発達の問題(第三章) 四 思考とことばの発生 的根源(第四章) 五 概念発達の実験的研究(第五章) 六 子ど もにおける科学的概念の発達の研究(第六章) 七 思想と言葉(第 七章) 付録 ヴィゴツキーとの出会い (著者紹介)神戸大学名誉教授、学術博士(著書)ヴィゴツキー『「発 達の最近接領域」の理論』(共訳、三学出版)
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