●女性ライフサイクル研究所フェリアン発行(三学出版発売) ISBN978-4-903520-96-4 抵抗とレジリエンス ―ぶれることなくしなやかに (女性ライフサイクル研究24 号) A5判85 頁 定価本体1000 円 長年にわたり、女性、子育て、家族、虐待、DV、性暴力、トラウ マなどの問題に取り組んできたこれまでの活動をふまえ、年報: 女性ライフサイクル研究第24 号では、『抵抗とレジリエンス』を テーマに特集を組みました。 現在、私たちを取り巻く社会状況は、見えない大きな力によって、 押し流されていっているように感じます。その中で、方向を見失 わないためには、逆境に歯向かい拒むことを意味する抵抗と、逆 境を受け入れ適応することを意味するレジリエンスの両面を持ち、ぶれることなくしなや かにあることが必要なのではないでしょうか。 本書では、震災、子ども、教育、カップル、戦争などについて、抵抗とレジリエンスの視 点から考察しました。執筆者はそれぞれのテーマをもとに自らの実践や立ち位置を振り返 り、自分たちにできることを模索しています。読者にも、抵抗とレジリエンスについて、 考えを深めていただけるものになればと願っています。 (目次) ●抵抗とレジリエンス− 3.11 後を生きるために 立命館大学・女性ライフサイクル研究所 村本邦子 ●逆境を生き抜く子どもへの支援−「子どもの里」のレジリエンスと抵抗に学ぶ 女性ライフサイクル研究所 西 順子 ●子どものレジリエンス−「発達障害」という診断の裏で 女性ライフサイクル研究所フェリアン 森ア和代 ●心理臨床家としての抵抗とレジリエンス 女性ライフサイクル研究所フェリアン 小田裕子 ●思考停止・行動停止に導く教育への抵抗 女性ライフサイクル研究所フェリアン 窪田容子 ●私らしさを阻むものへの抵抗とレジリエンス−「夫婦別姓」の観点から 女性ライフサイクル研究所フェリアン 下地久美子 ●戦争に抵抗し続けること−女たちの戦争協力とその振り返りから考える 女性ライフサイクル研究所フェリアン 津村 薫 ●元日本兵の子どもたちの探求 東京都福祉保健局障害者施策推進部 島本優子
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