出版目録のトップへ細川速見著
『障害児と共に育ち合う保育』
（四六判95頁／本体1000円）生野こどもの家（知的障害児通園施設）の試み、「逆統合保育、すなわち、障害児施設に健常児を受け入れる」を実践している保育について、やさしく述べる。
【内容もくじ】
第一章 病気と障害について
――正常と異常と通常――
第二章 発達について
――とても曖昧な線引きと物指し――
第三章 分離保育から統合へ
――そしてインクルーシブ教育に向かって――
第四章 「生野こどもの家」について
――保育所入所運動から逆統合保育へ――
制度的位置づけ 入所の経緯は？ 現場でどのような取り組みがなされているのか？ 保育所・学校との関係は？ 今後に向けて
第五章 保育と療育
――療育的に関わらないこと――
第六章 市民運動と地域格差
――地域で普通に暮らすために――
資料 共に育ち合う保育って言うは易く行うは難しいなあ・表現することは生きる力・子どもは子どもの中で育つ