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社会認識を育てる教材・教具と社会科の授業づくり
        

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井ノ口貴史・倉持祐二著

社会認識を育てる教材・教具と社会科の授業づくり         


(A 5判164 頁/定価本体2000 円+ 税)送料1冊164円

魅力的な教材・教具づくりや社会科の授業づくりのヒント
授業のマニュアル化がすすみ、授業とは何かが問われている中で、社会科の授業における教材・教具づくりの魅力と、教材・教具を使って社会認識を育てる授業のあり方を述べる。

<内容目次>

第1章 子どもの「学び」を引き出す「教材」と「教育内容」 1「教える」意味を問われる 2 子どもの生活と切り結ぶ教材を探す

第2章 「コンビニ」を素材に教材をつくる 1 教科書でのコンビニの扱い 2 社会科教育実践史の中でのコンビニの扱い 3 小学校での教材化の試み 4 中・高校を想定した教材「コンビニから見える日本の社会」5 教材の価値 6 教材「コンビニから見える日 本の社会」で欠けているテーマ 7 小・中・高校を見通した「コンビニ」教材

第3章 時代のイメージを育てる生活文化学習を 1 今、子どもたちの学びは 2小学校の歴史学習における「文化」の扱い 3庶民のくらしの変化から室町 時代を学ぶ 4教材をつくりだす 5子どもにとって意味のある学びをつくる 6小学校の歴史学習のあ り方を問い直す

第4章 ドラマのある歴史の授業をつくりたい−「漂流民とペリー来航」の教材開発 1小学校と中学校 の教科書に「ペリー来航」はどう書かれているのか 2生徒に「面白い」と言わせたい 3モリソン号に乗っ ていた漂流民はだれか 4教材「漂流民とペリー来航」を開発する 5教材「漂流民とペリー来航」

第5章 インターネット時代の教材づくりと授業 1子どもの学習要求に応える授業を 2「9.11」以降の授業 づくり 3「9.11」後の実践を教材論から読み解くと 4インターネット情報を授業づくりに使う場合の怖さ

(著者紹介)井ノ口貴史(京都橘大学)著書『歴史教育・社会科教育年報』三省堂・倉持佑二(京都橘大学)著書『社会科 授業大全3・4 年上下』喜楽研