(A5 判180 頁/本体価格1900円送料1冊164円)
中教審の「インクルーシブ教育報告」の読み解き
2012 年7 月に出された「インクルーシブ教育報告」を論じる。今後、国や自治体、現場で「日本型」システムをどう創っていくのか。報
告を読み解き、諸外国の試みを探り、関連法令の改正方向を示しています。現場関係者、保護者、学生院生向けの好著。
<内容目次>
特別寄稿:特別支援教育及びインクルーシブ教育システム 宮ア 英憲 資料1:特別
支援教育の在り方に関する特別委員会「論点整理」概要 資料2:特別支援教育の在り方に関する特別
委員会「報告」概要 資料3:障害者権利条約第24 条(教育)和文・英文
第 一 部:「報告」の読み解き 1章:「連続性のある多様な学びの場」と「域内の教育資源の組合せ」
清水 貞夫 2章:特別支援学校の設置義務を市町村へ 清水 貞夫 3章:障害者権利条約と特別
支援教育の改革 玉村公二彦 4章:「障がい者制度改革」とインクルーシブ教育 安藤 房治
第 二 部:諸外国からの示唆 5章:〈スウェーデン〉就修学支援システムと保護者との合意形成 是永か
な子 6章:〈イ ギ リ ス〉中等学校選択の際の親への支援制度 真城 知己 7章:〈オーストラリア〉
より制限の少ない場への移行とニーズベースの支援提供への転換 片岡 美華 8章:〈ア メ リ カ〉
学校―保護者間の“対立・葛藤調整システム”の構築と運用 山下 晃一
総 括:日本型インクルーシブ教育システムへの道 渡部 昭男
(著者紹介)宮ア 英憲(東洋大学)清水 貞夫(宮城教育大学)玉村公二彦(奈良教育大学)安藤 房
治(弘前大学)是永かな子(高知大学)真城 知己(千葉大学) 片岡 美華(鹿児島大学)山下 晃一
(神戸大学)渡部 昭男(神戸大学)